革のバッグのお手入れ方法!自宅で簡単できる方法
おしゃれな革のバッグ、買ったら大切にしたいはずです。けれど、お手入れの方法がわからない。すごく面倒くさそう。しなくちゃいけないのかな?と思う人も多いのではないでしょうか。
革のお手入れが必要なわけ
人間のお肌は保湿しないと乾燥してしわの原因になってしまいます。本革は人間のお肌と同じです。きちんと保湿をしてあげてください。乾燥にさらされた革のバッグはあっという間に劣化してしまい、割れてしまったり、傷が目立ったりする原因になります。
使うほどに出てくる革の味を損なわないために
きちんとお手入れをすることでいつまでも美しいのが革です。使用する年数の変化(エイジング)により艶を出し、奥行きのある深みが出てくるのが醍醐味です。
大切なバッグを汚れから守ろう
革のバッグを大切にして、ずっと手元に。そのためにはお手入れは欠かせません。!乾燥や汚れに強くない革のバッグですが、きちんと保護しておけば恐れることはありません。
革のバッグを買ったらすぐにやっておきないお手入れ方法
「保湿と防水防汚れ」をしっかりすれば、いつまでも美しく使える革製品。けれど、そのためにはまず、革のバッグについた埃や薄い汚れを払うことが必要です。確認しづらいですが革にはたくさんの毛穴があり、汚れを溜め込みやすくなっています。
こまめに綺麗にしておくことで、くすみにくく、保湿剤ものりやすくなるのです。
道具は何を用意したらいいの?家にあるもので代用できる?
【必要なアイテム】
- 乾拭き用、クリーム塗布用の柔らかい布(それぞれ1枚ずつ用意)
100均で手に入るマイクロファイバー素材の布などもお手頃です。 - 埃払い用のブラシ
柔らかい馬毛ブラシを使用。1,000円前後で買えるものでも十分です。 - 汚れ落とし用のクリーナー
落ちにくい汚れがあったときだけ使います。 - 油分と水分補給用のクリーム
栄養クリームとも言います。こちらも1,000円くらいで手に入ります。 - 防水スプレー
シリコンが含まれていないものを使いましょう。2,000円くらいで購入可能です。
本来は家にあるもので代用せず専用のアイテムを揃えるのが無難です。それでもどうしても手元にない場合は、毛質の柔らかい歯ブラシ、使い古しのTシャツを切ったもの、後述するニベア青缶などのハンドクリームやリップクリームなどを様子を見ながら用いてみることをおすすめします。
汚れ落とし
乾拭き用の布で拭いたあと、ブラシで表面についた埃を払います。保湿をしていない革は特に傷つきやすいため、どちらも優しく行うのがポイントです!細かいシワや凹凸の中に見えない汚れや埃が入り込んでいることがありますので、意識して手をかけてみましょう。
特に目立つような汚れがある場合に汚れ落としクリーナーを使いましょう。ただし、洗浄力が強い=革に対するダメージも強いものです。まずは中性から試してみて、どうしても落ちない汚れにはアルカリ性が強いものを少しずつ使ってみてください。
また、使用している期間が長ければ長いほど、どうしても傷と無縁でいるのは難しいものです。使い込むうちに馴染んでいくこともあるのが革のいいところ。台無しになるような傷でなければ、それも愛着のひとつとしてあまり神経質になりすぎないのも、長く使うポイントのひとつです。
油分水分の補給
クリーム塗布用の布を手に取り、人差し指でクリームを適量取ります。目立たないところに軽くつけ、そこから薄く伸ばしていくのを繰り返します。
このとき気をつけるべきなのは塗り過ぎないこと。革製品はクリームの水分にも弱いのです。そのため、慣れないうちは一度にやらず少量ずつ手早く塗り広げていくのが良いでしょう。塗り終えたら余分なクリームを乾いた布で拭き取ります。
防水スプレーの使用
バッグから少し離して全体にまんべんなくスプレーを吹きかけます。少量で効果があるため、ムラにならないよう吹きかけすぎには注意してください。これで、多少濡れても汚れてもびくともしない革のバッグの出来上がりです!
こまめにしたい革のバッグの簡単お手入れ
使用前のお手入れを紹介しましたが、使用を始めてからもお手入れ方法は同じです。埃を落とし、必要なら汚れを取り、艶が足りないようなら保湿をし、防水スプレーをかける。この基本さえ覚えてしまえば大丈夫です。
革のバッグのお手入れは毎日するもの?
毎日やるのは二つだけです。帰ってきて布とブラシでケアするだけ。上着や洋服をハンガーにかけるついでにやってしまえば、そう負担にもなりません。
その他、革のバッグのお手入れ頻度
汚れ落としは気付いたときに行いましょう。少し乾いてきたかも。艶がなくなってきたかな?そう思ったらクリームで保湿してください。防水スプレーはバッグの使用頻度にもよりますが、二週間に一度行うと安心です。
革のバッグが汚れちゃった!そんなときのトラブル対処法
汚れを防ぐためにはお手入れが不可欠です。けれど、どんなに大切に使っていても、汚れてしまうことだってあります。
「自分で手当するのは自信がない…」そんなときはおっしゃってください。
Robotty(ロボッティ)できちんと修理してお手元にお届けします。
革のバッグのちょっとした汚れには
クリームがないときや使うほどではないと感じる薄い汚れは、文房具の消しゴムを使ってみると消えることがあります。消しゴムの表面の汚れをとってから使ってください。
革のバッグが濡れてしまった
そのまま乾かすとシミになることがあります。ドライヤーを使うと変質してしまうので厳禁です!
この場合、水に濡らし硬く絞った布で、濡れた部分が目立たなくなるまで馴染ませるように拭いていってください。目立たなくなったかな?と思ったら次は陰干しです。カビになるのを防ぎます。乾いたあとは保湿を忘れずに行ってください。
革のバッグに傷がついてしまった
革のバッグについた傷を全て決してしますことは残念ながらありません。けれどごく小さな傷の場合は、毎日の丁寧なブラッシング、保湿剤の塗布、指で優しくこすってあげると少しずつ馴染み、だんだんと目立たなくなります。
こすった程度では全く消えないような大きな傷の場合は、何もせずにご連絡ください。
Robotty(ロボッティ)できちんと修理してお手元にお届けします。
カビが生えてしまった
水で濡らして硬く絞った布でカビの生えた箇所を優しく叩いて落とし、風通しの良い場所で日干しします。紫外線が特に強い10~14時の間にしっかり乾かしましょう。
水では心配と思ったときは、水100mlに対し小さじ1の重曹、お酢、椿油を混ぜた重曹水を使って拭き取る一手間も有効です。殺菌効果の高い消毒用エタノールを使う手もありますが、革の変色が気になる場合はやめておきましょう。
革のバッグのにおいが取れない
この場合も重曹を使います。大きめのビニール袋に革のバッグを入れ、目の細かい布(靴下など)で包んだ重曹を一緒に置いてビニール袋の口を縛ります。気になるにおいが取れるまで数日置いておきましょう。天気のいい日の陰干しも有効です。
革のバッグを大切に使っていただくために
「思ったより簡単!」それとも「なんだか大変そう」と思われたでしょうか。きっとどちらの方も手にしたバックを大切に使っていただける方だと思います。
けれど、修理やお困りごとが出来たら、すぐにご連絡ください。
Robotty(ロボッティ)はお買い上げ後もきちんとアフターケアを行います。