
「ロボッティ」について、連日多くのお問い合わせを頂いておりますので、
今回はその「ロボッティ」の魅力について迫りたいと思います。
「ロボッティ」は見ての通り、ロボット型リュックバックです。
染色が全く施されていない、いわゆる”ヌメ革”に当たります。
そのため、使い込む程に色合いがどんどん深くなり、アメ色へと変化していきます。
ただ、一般的な牛のヌメ革とは違い、コードバンのヌメ革はより色むらや色ツヤを愉しむことができ、
ヴィンテージ感のある雰囲気へと変わるのが特徴です。

革好きの方は、「ウィスキー」という色味をご存じの方も多いかと思います。
ナチュラルカラーは、そのウィスキーカラーよりもさらに色が薄く、
加えて、表面が綺麗な状態の良い原皮が入荷した時にしか生産ができないため、
非常に希少性の高い革です。
原皮不足が深刻な問題であり、それに伴い、革の値段も高騰し続けています。
「ロボッティ」製作にはひとつひとつ心をこめています。
「ロボッティ」はひとつひとつ手作りのため、表情も違います。

オイルを塗り込む際に発生する色ムラや小傷といった粗さも目立つカラーではありますが、
その分見た目の変化の幅は大きく、皮革の表情の移り変わりを存分にお愉しみ頂けるカラーです。
また、ナチュラルカラーは一つ一つの個体差が激しく、色味が非常に薄いものもあれば、
反対に濃いものもあり、革本来の肌目もしっかり見ることができます。

連日不安な日々が続いています。
お家で待機中の方もたくさんいらっしゃいます。
退屈・辛い そんな言葉をつい使ってしまいがちですが、
これをみんなで乗り越えた先には、きっと平穏な生活が
戻ってくると思います。
その時には、マスクを外して、思いっきり深呼吸をしたいですね。
ロボッティも早くみなさんとおでかけしたいと、待っています。